WinActor v7.3.0より「イベント監視」機能が追加されており
本機能では、あらかじめ登録しておいた以下のようなイベントを監視し
条件を満たした際に、サブルーチンや、シナリオを呼び出すといった処理を行うことが可能です。
【トリガー例】 |
■事前準備
呼び出し先となる「サブルーチン」、または「シナリオ」を作成しておきます。
■設定例
(1)呼び出し元となるシナリオにて
「WinActorメイン画面」->「表示」->「イベント一覧」より、イベント一覧画面を表示します。
(2)イベント一覧画面の左上にある「追加」ボタンをクリックします。
(3)イベント監視登録の画面が開くので、以下の設定を行います。
項目名 | 説明・設定内容 |
イベント監視名 |
任意の名前を設定します。 |
イベントトリガー(詳細パラメータ) | 設定したいトリガーを選択します。 ※トリガーを選択すると、詳細パラメータ欄が表示されますので併せて設定ください |
監視対象とするかの初期値 |
チェックを入れます。 ※チェックを入れなかった場合 |
呼び出し先 |
サブルーチン、またはシナリオファイルを設定します。 |
(4)フローチャートに以下のノードを追加します。
・「ノード」->「フロー」->「イベント監視」
(5)シナリオ実行を行うことで、設定を行ったイベントを監視する状態に入り
イベントトリガーの条件を満たすと、サブルーチンやシナリオが呼び出され実行されます。
※呼び出し先の処理が終わると、再度イベントを監視する状態に戻ります。
※「時間(指定時間)」「ウィンドウ状態」のイベントトリガーは呼び出し処理終了後に
後述の「状態」が待機中となり監視対象から外れます。
■イベント一覧の「状態」について
イベント監視に設定したイベントは「イベント一覧」から確認が可能です。
それぞれの状態について下記挙動となりますのでご留意ください。
状態 | 説明 |
待機中 |
イベント監視が「対象外」となっている状態 |
監視中 | イベント監視が「監視対象」となっている状態 |
処理中 |
監視中のトリガーを満たし、呼び出し先の処理を行っている状態 |
実行準備中 |
監視中のトリガーを満たしたが、処理中となっているものがあるため |
■備考
-下記ノードを利用することで、シナリオ内にて監視対象イベントの追加(登録)/ 解除や
監視状態の終了が可能です。
・「ノード」->「フロー」->「イベント監視登録」
・「ノード」->「フロー」->「イベント監視解除」
・「ノード」->「フロー」->「イベント監視終了」
-登録したイベント監視は「イベント一覧」画面にて確認可能です。
また、「イベント一覧」の情報はシナリオ毎に保存が行われます。
作成日: | 2024/12/19 |
更新日: | |
検証バージョン: | WinActor7 |